FirefoxにFireGPGとFireFTPを同時にインストールする / 修正したxpiのバージョンの付け方

FireGPGとFireFTPを共にインストールすると、ライブラリがコンフリクトしてしまいFireGPGが動作しない。FireGPGが警告して来るとおり、どちらのアドオンにもIPCライブラリが同梱されており、しかもFireFTPに含まれる物が古いのである。そこでFireFTPからIPCライブラリを削除してしまうことにした。
FireFTPのxpiをダウンロードし、中に入っているcomponents/ipc.xptを削除する。これだけIPCライブラリを含まないFireFTPのxpiができる。後はこれをインストールすればよい。

なお、これではIPCライブラリはFireGPGの中にあるため、FireFTPがFireGPGに依存する形になってしまいよろしくない。そこで私はFireGPGからもIPCライブラリを削除してしまい、こういったライブラリなどを入れるための場所をアドオンとして*1作って入れている。

さて、こうして自分で修正を加えたxpiファイルができたわけであるが、バージョン名を変えていないために一見して修正を加えたことがわからない。そのため、

  • 修正を加えたことを忘れないようにバージョン名に修正内容が一目でわかるような文字列を含めたい。
  • しかし、新バージョンが出たら通常通りの通知が欲しい。

このような条件の下、修正したりパッチをあてたアドオンのバージョン名をつけたい場合はどうすると良いだろうか。
1.0.4.noipcや1.0.4-noipcを試してみたがどちらも0.7.7よりも前のバージョンと判断されてしまうらしく、修正前のバージョンが新バージョンとして表示されてしまった。1.0.4+noipcという形式を試みたところ、期待通り 0.7.7 < 0.7.7+noipc < 0.7.8 という順序になったようだ。
一体どういう規則でバージョンを比較しているんだろうか。

*1:xptを置くことが出来る場所って/usr/lib/firefox-$version/componentsとprofile/extensions/$addonname/components以外にあるんでしょうか